山の科学について

学会誌『山の科学』とは

日本山の科学会では,査読付き学会誌『山の科学(Japanese Journal of Mountain Research)』を刊行いたします.

刊行の目的

「山の科学」は,山に関する人文・社会・自然科学の各分野における個々のあるいは学際的な研究発表を通して,山岳環境の理解や教育の促進と, 新たな山岳学術コミュニティの構築を目的とし,そのイニシアチブ的な役割を担います.

想定される読者層

  1. 山岳環境に関心を持つ研究者・学生・教員からなる幅広い学術コミュニティ
  2. 官公庁の政策立案者や意思決定者
  3. 山小屋や山岳ガイドなどの民間コミュニティ
  4. 登山者一個人を含めた山に関わる全ての方々

掲載分野

生物・地球科学系,生態学系,防災,資源と土地利用,観光,ジオパーク,社会と文化などの山を対象とする分野

論文の形式

「論文」,「総説」,「短報」および「速報」

完全電子ジャーナル

フルオープンアクセスとし,随時発行します.原稿は随時募集します.

ピアレビュー制

「論文」と「総説」は,文献リストを含めて16ページ程度で査読者は2名,「速報」と「短報」は8ページ以内で査読者は1名とします.なお,「学会・シンポジウム報告」,「滞在記」,「調査報告」および「新刊紹介」などは,ニューズレターとして日本山の科学会公式ホームページに掲載します.

査読期間

「論文」,「総説」,「短報」は受付から1か月以内,「速報」は10日以内とします.

論文の形式

和文・英文いずれも受け付けます.和文の場合,英文要旨が必要です.図や表のキャプションは,和文論説の場合は和文と英文の併用とします.和文短報および速報では英文キャプションの掲載を義務とはしません.

投稿資格

著者には日本山の科学会会員が含まれることを要件とします.第一著者もしくは責任著者が会員の場合は投稿料を会員料金とし,論文仕上がり1ページあたり2,000円の代金がかかります.

著作権

すべての著作権は日本山の科学会に属します.

編集委員(2022‐2023年度)

委員長 奈良間千之(新潟大学)
副編集委員長 福井幸太郎(立山カルデラ砂防博物館)
気象・気候・水文・雪氷学分野 鈴木啓助(信州大学/大町山岳博物館)・佐々木明彦(国士舘大学)
地形・地質・防災・災害科学分野 苅谷愛彦(専修大学)・小森次郎(帝京平成大学)
生態学分野 小熊宏之(国立環境研究所)・水野一晴(京都大学)
生物学分野 東城幸治(信州大学)・田中健太(筑波大学)
土壌学分野 佐々木明彦(国士舘大学)
人文社会学分野 池田菜穂