日本山の科学会2022年秋季研究大会と公開シンポジウムのお知らせ(第3報)

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大会,シンポジウムの日程や内容,参加登録の案内を以下の通りお知らせいたします。

大会ポスターはこちら(pdf 873KB)

一般公開シンポジウムポスターはこちら(pdf 1239KB)

1.期日 2022年10月29日(土)~10月30日(日)

2.会場 新潟大学 駅南キャンパス ときめいと
新潟市中央区笹口 1 丁目 1 番地 プラーカ 1 2 階(JR 新潟駅直結)
https://www.niigata-u.ac.jp/university/facility/tokimate/

3.日程 10 月 29 日(土)13:30~17:00

一般公開シンポジウム
「平野の土砂は山からどのようにやって来るか?-積雪流域の自然災害-」主催:日本山の科学会 共催:新潟大学災害・復興科学研究所

基調講演

・小玉芳敬(鳥取大学)
「間欠的に多量の砂を流す千代川と鳥取砂丘海岸の地形・堆積物の応答」

講 演
・松元高峰(新潟大学)
「積雪流域における森林環境の変化が融雪と河川流出に及ぼす影響」

・片岡香子(新潟大学)
「火山噴火に伴う流域撹乱と下流域への広域な伝播作用:沼沢火山 5400 年前噴火の事例」

・西井稜子(新潟大学)
「豪雨イベントによる表層崩壊と林齢の関係:五頭山周辺の事例」

・卜部厚志(新潟大学)
「平野の地形形成における土砂供給イベントの影響」

10 月 30 日(日)会場受付 8:30 開始

研究大会:
09:00-09:05 開会あいさつ
09:05-10:05 口頭発表セッション 1
10:10-11:10 口頭発表セッション 2
11:15-12:00 口頭発表セッション 3
12:00-12:50 休憩
12:50-13:15 総会
13:15-14:15 口頭発表セッション 4
14:25-14:40 表彰式,閉会あいさつ

4.研究発表
研究発表は全て口頭発表にて行います。一件当たりの発表時間は交代を含めて 15 分(発表 12 分, 質疑応答 3 分)です。会場備え付けのプロジェクターとご自身の PC を接続し,ご発表ください。
大会参加費は会場受付にてお支払いください。参加費は一般 2000 円,大学院生 1000 円,学部生無料です。
なお,会場内での食事はできません。昼食は最寄りの施設でお摂りください。

5.お問い合わせ先 日本山の科学会事務局(メールアドレス:inf@jasms.sakura.ne.jp)

一般研究発表プログラム

口頭発表セッション 1   時間:9:0510:05

(★:若手優秀発表賞 審査対象,☆:学生優秀発表賞 審査対象)

No 著者名(所属) タイトル
 

O-01

田頭春乃*(信州大院,総合理工),灰方郁人(信州大,理,生物),鈴木智也(信州大,理,生物),谷野宏樹(信州大,理,生物),竹中將起(信州大,理,生物),東城幸治(信州大,理,生物)  

 

非侵襲的手法による遺伝子解析から紐解くカワガラスの系統進化

 

 

 

O-02

吉田匠*(信州大,総合理工),林成多(ホシザキグリーン財団),竹中將起(信州大, 理),東城幸治(信州大,理) 河川の上流域に生息するマルヒメツヤドロムシの分子系統地理研究  

O-03 上木岳*(信州大学),東城幸治(信州大学) ブナ林の時空間的分布様式の地域差がヒメオオクワガタの遺伝的構造におよぼす影響
O-04 大谷侑也(東京大学),水野一晴(京都大学) 東アフリカ熱帯高山帯の大型木本性ロゼット植物の樹齢推定と枯葉中δ13C を用いた土壌水分の復元に関する検討

 

口頭発表セッション 2   時間:10:10–11:10

O-05 金井杏樹*(信州大学大学院),榊原厚一(信州大学),鈴木啓助(信州大学) 高強度降水時における山体地下水の降雨流出への寄与
O-06 鈴木啓助(信州大学,大町山岳博物館)  

中部山岳地域の冬は暖かくなっているか?

 

O-07

有江賢志朗*(新潟大学),奈良間千之(新潟大学),福井幸太郎(立山カルデラ砂防博物館),飯田肇(立山カルデラ砂防博物館)  

白馬連山における 3 つの多年性雪渓の氷厚と流動

 

 

 

O-08

西村基志*(国立極地研究所),青木輝夫(国立極地研究所,気象研究所),庭野匡思(気象研究所),的場澄人(北海道大学低温科学研究所),谷川朋範(気象研究所),山口悟(防災科学研究所),山崎哲秀(アバンナット北極プロジェクト)  

 

グリーンランド北西部 SIGMA-B サイトにおける 2012 年から 2020年の表面質量収支変動

 

 

 

口頭発表セッション 3   時間:11:1512:00

O-09 杉山博崇*(新潟大学,院),奈良間千之(新潟大学)) 飛彈山脈北部の高山帯における深度別地温の観測
O-10 佐々木明彦(国士舘大),西村基志(極地研),鈴木啓助(信州大,大町山岳博物館) 北アルプス乗鞍岳高山帯の地温状況 -強風砂礫斜面とハイマツ群落の比較-
O-11 佐々木夏来*(中央大学)、池田敦(筑波大学) 苗場火山の溶岩台地上に形成された湿原の土壌水分特性と成立環境

 

口頭発表セッション 4   時間:13:1514:15

O-12 佐藤  匠(専修大学,院),苅谷愛彦(専修大学) 北アルプス北部,八方沢の地すべり移動体上に形成された池溏における後期完新世以降の環境変化
O-13 苅谷愛彦(専修大学),佐藤  剛(帝京平成大学) 北アルプス,朝日岳-唐松岳主稜線西面の地すべり群
 

 

O-14

川又基人*(寒地土木研究所)、吉野恒平(寒地土木研究所)、坂本尚弘(寒地土木研究所)、小安浩理(北海道立総合研究機構)、石丸 聡(北海道立総合研究機構)、倉橋稔幸(寒地土木研究所)  

北海道における周氷河地形研究の現状とその応用地形地質学的課題

 

 

O-15 福井幸太郎(富山県立山カルデラ砂防博物館)*、金田平太郎(中央大学) 立山カルデラの重力断層の現在の活動状況と形成年代