研究大会

日本山の科学会2021年秋季研究大会(オンライン大会)と公開シンポジウムのお知らせ(第2報)

掲載日:2021年10月21日

大会,シンポジウムの日程や内容,参加登録の案内を以下の通りお知らせいたします。

開催概要

1.期日

2021年10月30日(土)~10月31日(日)

2.会場

オンライン(*:会員限定 Z:Zoom使用.S;Slack使用)

3.日程

10月30日(土)

10:00-10:10 開会あいさつ(会長).全体説明(Z)
10:10-11:25 口頭発表A(Z)
11:25-12:25 昼休み
12:25-13:00 *総会(Z)
13:00-14:00 口頭発表B(Z)
14:00-14:10 ポスター発表者によるFlash talk(Z)
14:10-14:25 休憩
14:25-15:25 ポスターコアタイム(S)

10月31日(日)

公開シンポジウム
『北アルプスの価値の創出~北アルプスのなにがすごい?地形・地質と雪氷の視点から~』(Z)

  • シンポジウム参加申込み締め切り:
    10月29日(金)12時まで【延長しました】
  • シンポジウム参加申込フォーム:
    https://forms.gle/A1QCqr4Awc3QymiAA
09:00-09:10 シンポジウムの説明(新潟大・奈良間)
09:10-09:35 空から見る北アルプスのすごい地形(専修大・苅谷)
09:35-10:00 北アルプスの隆起と黒部峡谷の地形の魅力(富山大名誉:竹内)
10:00-10:25 世界に誇る北アルプスの積雪量とその魅力(極地研・西村)
10:25-10:50 北アルプスは雪渓王国!?氷河が存在する環境とは?(新潟大・有江)
休憩 15分
11:05-12:20 総合討論
  • 白馬の景観の変遷と魅力(白馬山案内人組合 松本氏,久田氏)
  • 立山の景観美の秘密と新しい魅力 (立山カルデラ砂防博・福井)

今大会は全てオンラインで開催します.開会あいさつ,口頭発表,総会,ミニシンポジウム,および研究交流会は Zoomで,ポスター発表の閲覧とコアタイムの質疑応答はGoogle DriveとSlackをそれぞれ使います.接続に関するURL情報は大会参加登録のメールアドレスへ事前にお知らせします.

4.研究発表

研究発表(口頭,ポスター)は,オンラインでおこないます.口頭発表はZoom(Z),ポスター発表はSlack(S)で実施します.

口頭発表:

  • 口頭発表の会場に参加される方(発表者・聴講者)は,Zoom会場に入室したら,ご自分の名前を「名前(所属)」に変更してください.
  • 発表者は,ご自身の発表時間の5分前には入室してください.
  • 発表者以外は,基本的にビデオ・音声ともOFFで聴講願います.
  • タイムキーパーは座長が務めます.発表時間12分,質疑応答3分です.
  • 発表は,発表者PCの画面を共有する形で実施します.

ポスター発表:

  • ポスター発表は,事前に提出されたポスターをweb上のオンラインポスター会場(次々項)で閲覧する形式とします.
  • 発表者はポスターを事前に提出し,web上で公開されたポスターで質疑応答を行ってください.なお,公開されたポスター自体はダウンロード出来ない設定としますが,SNSやその他webなどへのリンク流用はしないようお願いいたします.
  • オンラインポスター会場として,本大会ではGoogle Driveのリンクを利用します.Google Driveのリンクを参加登録者へ事前通知しますので,大会参加者はポスターを事前に閲覧し,大会当日に質疑応答を行います.
  • 大会当日のポスター発表における質疑応答は,オンラインチャットツール「Slack」を利用します.ポスター発表のコアタイムになりましたらSlackへアクセスし,チャット機能を用いて質疑応答を行ってください.Slackの利用方法については,大会用Slackの中にマニュアルを作成しましたので,大会用Slack公開後ご確認ください.(最初に簡単な登録が必要です.)

◆ポスターについて◆

  • ポスターの提出先:jasms.jp[at]gmail.com
  • 締め切り日:10月28日 (木)17:00
  • ポスターは10月29日に公開します.締め切りまでに上記メールアドレスへご提出ください.ファイル形式はpdfのみ受け付けます(ファイルサイズ上限は25MB).提出後の再提出による変更も認めますが,即時対応できかねる場合もありますので,ご了承ください.再提出を行う場合は,再度,上記メールアドレスまでお送りください.
    1. ポスターの大きさは任意です。発表資料は一枚にまとめても,複数枚に渡っても可ですが,PCあるいはタブレット等で閲覧されることが想定されるので,4:3あるいは16:9などの縦横比を推奨します.
    2. ポスターはweb閲覧されるので,リンクをポスター内に貼り付けることで,予備資料への誘導,発表者へのコンタクトツールのリンク,引用文献などの情報をポスター自体に付与することが可能です.また,発表者による更なる工夫も大いに歓迎します.なお,これらのリンク機能の付与は任意です.

5.お問い合わせ先

日本山の科学会事務局(メールアドレス: inf[at]jasms.sakura.ne.jp)

  • メールアドレスの[at]は@に変更してください。

一般研究発表

会場: オンライン(口頭発表:Zoom,ポスター発表:Slack)

口頭発表

(★:若手優秀発表賞 審査対象,☆:学生優秀発表賞 審査対象)↓

No 著者名(所属) タイトル
O-01 深田愛理*(新潟大・院),奈良間千之(新潟大) 白馬連山における周氷河性平滑斜面での礫移動分布と移動量について
O-02 田中李奈*(伸東測量設計株式会社),今野明咲香(常葉大学) 地理情報システムを用いた流れ山の分布特性に基づく御殿場岩屑なだれ堆積量の推定
O-03 青木綾乃(新潟大・院)* , 奈良間千之(新潟大),山之口勤(RESTEC) 新潟県 大所川流域での地すべりの検出における航空レーザー測量と差分干渉SAR解析の比較
O-04 山田奈穂*(新潟大・院), 奈良間千之(新潟大) 中央アジア,テスケイ山脈における短命氷河湖の形成要因
O-05 西村基志*(国立極地研究所),青木輝夫(国立極地研究所・気象研究所),庭野匡思(気象研究所),的場澄人(北海道大学低温科学研究所),谷川朋範(気象研究所),山口悟(防災科学研究所),山崎哲秀(アバンナット北極プロジェクト) グリーンランド北西部カナック氷帽上SIGMA-Bサイトで観測された雲の放射強制力
O-06 鈴木拓海(千葉大学),高橋翼(千葉大学),瀬戸大貴(千葉大学),薄羽珠ノ介(千葉大学),竹内望(千葉大学) 富山県立山・剣沢雪渓における秋季の雪氷藻類による彩雪現象
O-07 立石和奏*(京都大・院) 自然要因および人間活動が「お花畑」の植生分布に与える影響
O-08 永井 信*(海洋研究開発機構),小谷亜由美(名大),丸谷靖幸(九州大) 山岳域における生態系サービスと人流データの対応関係
O-09 神品 芳孝*(京都大・院) インド北西部ラダックにおける農外活動の導入に伴う農村の変化

ポスター発表

(★:若手優秀発表賞 審査対象,☆:学生優秀発表賞 審査対象)↓

No 著者名(所属) タイトル
P-01 井手玲子*(国立環境研究所),岡本遼太郎(筑波大学, 国立環境研究所),小熊宏之(国立環境研究所) 立山西斜面における2010年から2020年の消雪日と高山植生の緑葉期間の変化
P-02 佐々木明彦*(国士舘大)・西村基志(極地研)・鈴木啓助(信州大,大町山岳博) 北アルプス乗鞍大雪渓で2021年の融雪期に発生した土石流
P-03 瀧ヶ﨑愛理*(新潟大・学),奈良間千之(新潟大) 飛驒山脈における岩石氷河の永久凍土分布可能性の評価
P-04 武田皓明*(新潟大・学),奈良間千之(新潟大),高玉秀之(パスコ) 天山山脈北部地域におけるモレーンコンプレックスの流動について