研究大会

日本山の科学会2020年秋季研究大会(オンライン大会)のお知らせ(第3報)

掲載日:2020年10月14日

日本山の科学会会員のみまさま

大変遅くなり申し訳ございません.10月24日に開催される秋季研究大会(一般口頭発表,ポスター発表,総会)及び公開シンポジウムのプログラムが確定しました.公開シンポジウムはどなたでも参加いただけますので,周囲の方々をお誘いください.なお,公開シンポジウムと研究交流会の参加申し込みは,10月20日(火)まで延長しております.

本大会は、新潟大学環東アジア研究センターの後援を受けています.
https://www.arc.niigata-u.ac.jp/

【訂正】ポスター発表フラッシュトークの動画リンク一覧は、学会HPではなく専用のサイトに掲載します。専用サイトのURLは事前登録者にのみお知らせします。

一般発表やポスター発表の手順とフォーマット,コアタイムにおける質疑などの詳細は「要旨集」をご覧ください.

《日本山の科学会2020年秋季研究大会 口頭発表プログラム》

会場入室用 Zoom-URL は参加登録者に10月23日(金)までに連絡予定

★:若手優秀発表賞 審査対象,☆:学生優秀発表賞 審査対象

《口頭発表A 午前》座長 苅谷愛彦

◆0905-0917 O-01 奥山駿(新潟大・院),奈良間千之(新潟大),高玉秀之(株式会社パスコ),山村祥子(朝日航洋株式会社)中央アジア・天山山脈に位置する氷河起源型岩石氷河の空間分布と形成環境 ☆

◆0917-0929  O-02 有江賢志朗(新潟大学・院),奈良間千之(新潟大学),山本遼平(朝日航洋),福井幸太郎,飯田肇(立山カルデラ砂防博物館)飛騨山脈の小規模氷河の特徴 ☆

◆0929-0941 O-03 吉村亮志(新潟大・院),奈良間千之(新潟大) 飛騨山脈北部,白馬大雪渓における雪渓崩落 ☆

◆0941-0953  O-04 杉山博崇(新潟大学・院),奈良間千之(新潟大学),井上公(防災科研)北アルプス,白馬大雪渓周辺における岩盤斜面の地形変化 ☆

◆0953-1004 O-05 木村恵樹(専修大学院・院)*・苅谷愛彦(専修大学)安倍川源流の大谷崩・蓬沢における CE1707 以前を示す堰き止め湖沼堆積物 ☆

《口頭発表B 午後》座長 田中健太

◆1350-1402 O-06 井上穣(新潟大・院 ),奈良間千之(新潟大),王純祥・瀧田栄次(株式会社キタック) 上越地区,雁平地すべり地形の地表面変化 ☆

◆1402-1414  O-07  楠健志(筑波大学・院、地球科学専攻)、上野健一(筑波大学) 菅平高原での葉面積変化に伴う冷気湖の発達 ☆

◆1414-1426  O-08  西村基志(国立極地研究所),佐々木明彦(国士舘大学),鈴木啓助(信州大学)山岳地形によって生じる大気環境の地域性が降積雪に与える影響 ★

◆1426-1438 O-09 岡本遼太郎*(筑波大学)・小熊宏之(国立環境研究所)定点カメラを用いた半教師あり学習による高山植物開花フェノロジーのモニタリング ☆

◆1438-1450 O-10 太田民久 (富山大学)
《招待講演》集水域の植生が物質動態の変化を介して、土壌・河川生物群集に与える影響 ★

◎1450-1455 「山の科学」編集委員会より投稿のおねがい(編集委員長 奈良間千之)

《ポスター発表 Slack使用》 コアタイムは,奇数番号[10:10-11:10],偶数番号[11:20-12:20]

*:発表者,★:若手優秀発表賞 審査対象,☆:学生優秀発表賞 審査対象

◆P-01 青木綾乃(新潟大学,学)* , 奈良間千之(新潟大学),Murataly DuishonakuP-0v(キルギス国立大学),山之口勤(RESTEC) :キルギス,クムトール鉱山における雪氷土砂堆積物の流動 ☆

◆P-02 山田奈穂*(新潟大), 奈良間千之(新潟大), Mirlan Daiyrov (CAIAG):キルギス・テスケイ山脈における短命氷河湖の面積変動から推定される排水路の考察 ☆

◆P-03 松本広祐*(新潟大・院),奈良間千之(新潟大),渡部帆南(RESTEC),河島克久(新潟大), 檜垣大助(弘前大),八木浩司(山形大),若井明彦(群馬大):ネパール,ランタン・リルン峰における平常時の懸垂氷河崩落の特徴 ☆

◆P-04 本間夏実(新潟大学・学)*,奈良間千之(新潟大学),櫻井尚輝(朝日航洋) ,Mirlan Daiyrov (CAIAG):氷河上湖の出水規模の推定 ☆

◆P-05 深田愛理(新潟大学・学)*,奈良間千之(新潟大学) :白馬連山での周氷河平滑斜面の物質移動について ☆

◆P-06 栗本享宥*(専修大学・院),苅谷愛彦 (専修大学):八ヶ岳大月川上流部における大月川岩屑なだれの層序と年代に関する新知見 ☆

◆P-07 苅谷愛彦*(専修大学):上高地の自然史と深層崩壊

◆P-08 小山紗莉*(信州大学),西村基志(信州大学),黒雲勇希(信州大学),鈴木啓助(信州大学) 上高地において形成された冷気湖とその気象条件 ☆

◆P-09 佐々木明彦*(国士舘大学)・西村基志(国立極地研究所)・鈴木啓助(信州大学/大町山岳博物館)北アルプス,乗鞍岳高山帯のハイマツ小群落における地温状況

◆P-10 尾崎貴久(信州大学, 燕山荘), 東城幸治*(信州大学)明治時代に作成された高山植物・コマクサ標本からの DNA 解析、および山岳形成に深く関係したコマクサの系統進化史

《公開ミニシンポジウム (Zoom利用)》

□テーマ『COVID-19と日本の山』

司会  福井幸太郎(立山カルデラ砂防博物館)
15:00~15:05 趣旨説明 苅谷愛彦(専修大学)
15:05~15:30 泉山茂之 氏(信州大学) 「北アルプス最深部に向かうニホンジカ」
15:30~15:55 宮嶋 敏 氏(埼玉県立熊谷高校) 「早く元に戻りたい高校生の登山活動-埼玉県高体連登山専門部の場合-」
15:55~16:20 伊藤 圭 氏(三俣山荘) 「街と山をつなぐ道ーー黒部源流における人と自然ーー」
16:20~16:55 総合討論
16:55~17:00 閉会挨拶

お問い合わせ先 日本山の科学会事務局 (メールアドレス:inf[at]jasms.sakura.ne.jp)

  • メールアドレスの[at]は@に変更してください。