研究大会

日本山の科学会2019年秋季研究大会(川崎)の報告

掲載日:2020年5月23日

『日本山の科学会2019年秋季研究大会(川崎)』(専修大学文学部と共済)が,2019年10月26日(土)に専修大学サテライトキャンパスにおいて開催された。今年度の大会では22件の発表があり,参加者は47名であった。発表は全てポスター形式で行われた。コアタイムを1時間30分とし,午前と午後に分けて発表を実施した。大学院生や学部生の発表も多く,十分な時間を使っての深い議論が展開された。大会では学生優秀発表賞として信州大学・院の岡本聖矢さんを,若手優秀発表賞として長野県環境保全研の栗林正俊さんを,それぞれ表彰した。

ポスター発表終了後には,公開ミニシンポジウム「山の科学―人と自然」が開催された。テーマは「日本の山における自然環境とその利用」と「欧州の山における自然環境とその利用」の2本立てでそれぞれ2件の講演が行われた。十分な時間をとった総合討論ではフロアからたくさんの質問が寄せられ,活発な討論が交わされた。

秋季研究大会に併せて,昼には日本山の科学会の総会が開催された。また,ミニシンポジウム終了後は場所を移して研究交流会が催され,会員の親睦,交流が深まった。

(報告 佐々木明彦)

研究発表大会の様子
研究発表大会の様子
公開ミニシンポジウムの様子1
公開ミニシンポジウムの様子1
公開ミニシンポジウムの様子2
公開ミニシンポジウムの様子2
優秀発表賞の授賞式
優秀発表賞の授賞式