研究大会

日本山の科学会2018年秋季研究大会(松本)の報告

掲載日:2019年2月27日

『日本山の科学会2018年秋季研究大会(松本)』(信州山の環境研究センター・信州大学理学部 共催)が,2018年10月27日(土)に信州大学理学部において開催された。午前に行われた研究発表は43件で,51名の参加があった。今大会での研究発表はすべてポスター形式で行われ,発表の半数をそれぞれ1時間のコアタイムで実施した。大学院生や学部生の発表も多く,活発な議論が交わされた。また学生優秀発表賞2件,若手優秀発表賞1件を選出し,表彰した。これについては別記報告を参照されたい。

午後には,一般公開シンポジウム『日本アルプスの自然環境―わかってきたことと,これから』が,一般参加者40名を含む計91名の参加により開催された。日本アルプスの自然環境に関する雪氷,植物生態,昆虫生態,火山および環境保全の5件の講演が行われ,総合討論ではフロアからたくさんの質問が寄せられ,活発な討論が交わされた。

秋季研究大会に併せて,昼には日本山の科学会の総会が開催された。また,夕方にはホテル・モンターニュ松本において研究交流会が催され,会員の親睦,交流が深まった。

(報告 佐々木明彦)

研究発表大会の様子
研究発表大会の様子
研究発表大会後の記念写真撮影
研究発表大会後の記念写真撮影
一般公開シンポジウムの様子
一般公開シンポジウムの様子